4歳2ヶ月。
ここのところ、Smileと話していて「おや、まただ」という言葉の間違いがあります。
それは"yet, still, already"の使い分け。
"already"は比較的 ちゃんと使えますが、"yet"と"still"は あまりよく分かっていないようです。
数日前は、割れた急須の蓋を直していたら
- Smile: Why are you using it yet?(どうしてまだ使うの?)
- わたし:Why are we still using this?(どうしてまだ使うか?)
- Smile: Why are we still using it?(どうしてまだ使うの?)
- わたし:Because if we fix it, we can still use it.(直せば、まだ使えるからだよ)
Smile自身、"Not yet(まだ)"をよく使うので、それから何となくovergeneralization(言語ルールを誤って適用範囲外にも当てはめてしまうこと)をしているのかな、と(過去の記事:『言語発達の順序と間違い』)。
"yet"も"still"も"already"も、「まだ」とか「もう」という意味になるけれど、それぞれ概念が少しずつ異なるのでSmileにはまだ難しいのかもしれません。
たとえば、"She's not here yet.(彼女はまだここに来てません)"の場合は、
予期していることが「まだ起きてない状態」。
"She's still here.(彼女はまだここにいます)"の場合は、
継続して その状態が「まだ続いていること」。
"She's already here(彼女はすでにここにいます)"の場合は、
ある時点までに「すでに起きたこと」。
疑問文のときや 否定文のときは意味が変わるとか 文脈によって意味が変わるとか、他の表現に比べて複雑かもしれません。
こうした副詞は 繰り返し繰り返し 触れることで覚えていくものだと思います。
わたしとの会話だけでは、偏りがありますが意識して使いわけをしたり、他の人との会話だったり 本や動画を通して理解してくれたら いいなと思います。
お気に入りのコーヒーショップにて、初めて会ったワンちゃんと仲良しに。
Smileの世界を広げてくれる新しい出会いに感謝。