4歳7ヶ月。
以前、Smileの英語と日本語の割合は、ある程度 Smileに任せてあると書きました(過去の記事『英語と日本語の割合』)。
任せると言っても、日本語に傾きすぎたら「なんとなく」英語に誘導する感じ。強制はしないように していました。
最近は、プリスクールのお友達とも日本語が多く、Smileの中で 日本語が心地よい言語だからです。
人によって言語の切替も出来るようになったし、こちらが英語で話せば英語になるし、さほど 気にならない程度でした。
それでも ここ最近、わたしが英語で話しても日本語で返ってくることが増えてきたので、
なぜ英語を使うのか具体的に話をしてみました。
「今は英語時間にしようか」と提案してみたところ、
- Smile: Why?(どうして?)
- わたし: It's okay that you use Japanese with me. But at the same time, I don't want you to forget English. (お母さんと日本語使ってもいいけど、英語を忘れて欲しくないの)
- Smile: Why?(どうして?)
- わたし: Now, you may be feeling comfortable with both English and Japanese. But if you use only Japanese and not English for a long time, one day you might feel uncomfortable with English. And then you might lose it. It happened to me when I was six.(今は、英語と日本語、両言語を心地よく使ってるかもしれない。でも長い間 英語を使わなかったら、ある日 英語が嫌になるかもしれない。そしたら英語を失うかもしれないからだよ。お母さんが6歳のときも そうだったんだよ)
- Smile: I don't want to lose it!(失いたくない!)
Smileの周りでも 2言語や3言語を使う家庭はあるので、今までは 「うちも英語と日本語を使うんだよ」と説明していました。
その家庭によって違ってていい。そんな風にSmileも捉えていたと思います。
でも日本では、英語は外国語。母国語である日本語に比べたら 接する頻度は圧倒的に少ない。
日本語に触れる機会が増えれば増えるほど、Smileの中でも 「調整」が必要になってきたのかなぁ、と。
日本語環境でのバイリンガル育児。ともすると不自然な流れになりがちな取組みで大切になってくるのは、本人の中で「英語が重要かどうか」。
そして 「英語を使い続けたい」と思ってくれるように わたしが環境を整えること。
Smileの中で 英語の重要性は まだ高いと思います。
今後 それがどう変わってくるか分かりませんが、
初めて、「言語の喪失」と 「言語を使い続けることの大切さ」について話しました。
わたしが アメリカで暮らしていた5歳の時よりも、英語力は遥かに優っているSmile。
だからこそ わたしが経験した 「言語の喪失」を経験して欲しくないのかもしれません。