悔しいけれど

3歳11ヶ月。

4歳の誕生日まで10日を切りました。

今日は、午前中に出張レッスンだったので、いつものようにSmile同伴でレッスンへ。

英語レッスンのアシスタントとして、Smileを同伴させると決めてから、2年ほど経ちました。

ちょうど1年前は、まだ理不尽なことで機嫌が悪くなったり、レッスン中にSmileに対して注意することも多々ありました(その時の記事)。

でも、最近はしっかりとアシスタントとして動いてくれるので、アシスタントとしてもロールモデルとしても、本当に有り難い存在。

だけれど今日。ちょっとした衝突が。

動物カードで カード取りゲームをしていたときのこと。Smile以外は3歳になったばかりの子たち。

  • わたし:Where is the giraffe?(キリンはどこ?)
  • 生徒たち:《キリンの写真を探す》
  • Smile: 《素早くカードをタッチして》I found it!(見つけた!)

Smileに少し遅れて、一人の女の子が同じカードをタッチしましたが、Smileは自分が速いと言わんばかりにカードを取ろうとしました。

そこでSmileを制して、そのカードを その女の子に取らせました。するとSmileの表情が たちまち歪み、目には涙。

  • わたし:Smile, I know you got it first. But you're an assistant teacher, and I want you to wait a little bit longer so that other kids can have a chance to get a card.(最初に取ったのは分かってるよ。でもアシスタントだから、他の子が取れるようにもう少し長く待って欲しいな)

素早くSmileにそう伝えましたが、明らかに納得していない様子で、しばらくは険しい表情のまま。

わたしも心苦しい気持ちはありましたが、そのままレッスンを続行。

終わった後の帰り道でSmileと少し話しました。Smileは どういう立場で、答えを分かっていても、他の子を優先しないといけない時がある、と。

悔しい思いをしただろうけれど、「手伝ってくれてありがとう」と言うと、誇らしげな表情で頷いたSmile。

レッスンを通して、他の子の面倒を見たり気にかけるということも、少しずつではありますが出来るようになってきたと感じます。たくましく育っています。

仕事の後のアイスは旨い!と言わんばかりの表情。