ライティングへの意欲

4歳9ヶ月。

先週、Smileがワークブックを始めたと書きましたが、「書くこと」への意欲は どんどん高まっているようです。

でも、英語の取組みでの優先順位は  まだしばらくは リーディングとスピーキングになりそうです。

理由は、「文章を書くこと」は、日本語でも英語でも幼い子どもにとっては難しく、時間がかかるから。

Smileが「書く準備」を始めたのは2歳過ぎ。書く準備と言っても、ドリルやワークブックをするのではなく、運筆力を高めることが中心でした(過去の記事『書きの準備』)。

そして「書くことへの意欲」が高まってきたのは、4歳を過ぎたあたり。自分の名前を書いたり、単語のスペルを知りたがり、自発的に書こうとする姿勢が見られました。

それでも 簡単な単語と 自分の名前が 書ければ しばらくは それで十分かな と特に何もしていませんでした。


「やりたい」と言われても、「うん、もう少ししたらね」と答えていました。

そんな感じで 今回 やっと重い腰を上げて ワークブックを始めたのですが、ワークブックを一緒にやっていて 改めて感じるのは、英語で「書くことは簡単ではない」ということ。


小学校高学年など年齢がもっと上であれば、話せなくても、読めさえすれば 見よう見まねで文を組み立てることは そこまで難しくないと思います。


年齢が低ければ、そうは いきません。運筆力はもちろんのこと、ある程度の 語彙力、読む力、文章構成力がなければ、文章単位でのライティングに繋げるのは なかなか難しいと思います。

でも、かと言って話せたり、読めたりしても書けるとは限らない。


たとえば、"giraffe(きりん)"と読めたとしても、その綴りを覚えていなければ書けない。あるいはフォニックスの基礎知識とソフトgのルールを知っていなければ書けない。読みと同じで 練習が必要です。


そのため、個人的には ライティングを始めるのは あと一年くらい先でもいいかなと思っています。

でも、なにせ 本人が意欲的。わたしが たじろぐほど。


読解力を確認する内容ですが、単語の綴りや 文構造も同時に確認しながら学んでいます。

ワークブックは、わたしもエネルギーを使います。お互いに疲れない程度に のんびり取り組んでいきたいと思います。

上の写真は おうち英語のお友達に触発されて、日記なるものを初めて書いたときのもの。文はSmileが考えて、綴りは全てわたしが横で言いました。

日本語でも英語でも「書くことは楽しい」と思えるような取組みをしていきたいと思います。