「書きたい!」という気持ち

5歳5ヶ月。

昨日はプリスクールのお当番でした。

ワークタイム(モンテッソーリ活動)は、基本的には他の友達のワークは邪魔をしてはいけないことになっています。

口を出さずに側で見ているのはOK。

そんなことにも慣れている子ども達なので、自由に遊んでいる子もいれば、騒音を気にせずワークに取り掛かる子もいたり、面白い空間です。

6歳の友達のワークが気になって、側でそれを見ていたSmile。

まだ自分のワークの時間じゃないのに、一心不乱に紙に何かを書いているなと思ったら、こんなものを書いていました。

ちょうどサークル・タイムで、「B」から始まる言葉について皆んなで話したのですが、その続きがやりたかったのか、「B」から始まる言葉を使って お話を作ったそうな。

The boy had a bat and the bat was bad and the bat hit the boy and the boy threw the bat the end (その男の子はコウモリを持っていて、そのコウモリは悪い奴で、コウモリが男の子を叩いたので、男の子はコウモリを投げました。おしまい)

話の展開もユニークだし、最後の"the end"もSmileらしくて、吹き出してしまいました。

まだ文章のルールも何も教えていないし、書く練習もほとんどしていないですが、今はこうやって書きたい意欲が出てくる方が大事。

Smileに対して、ドリルなど書く練習を始めたのは4歳半になる前(過去の記事『運筆力を高める動作とその後』)。

それまでは、洗濯バサミを開いたり閉じたりする動作や、ボタンをはめたり外したりする動作、厚紙をちぎる動作、ハサミを上手に使う動作、

そういった運筆力を高めることばかりしていました。

もちろん、本人が書き方を知りたければ教えてきましたが、その程度。なので本人も何かを書きたくて仕方ないようです。

お勉強系の取組みは苦手なわたしですが、書くこと以外でも、

Smileの「したい!」という気持ちを大事にして それに応えられるような環境作りはしていきたい、改めてそう感じました。