その成長の速さに

4歳2ヶ月。

Smileが3歳7ヶ月の頃、いつの間にか敬語を使うようになって、その成長に驚いたことを書きました(過去の記事:『いつの間にか敬語も』)

今日は、Smileの成長の速さに一抹の寂しさを覚える出来事がありました。

夕方、バスに乗っていたときのこと。車内は少し混雑気味で、Smileは優先席に、わたしはその前に立っていました。

すると、途中の停留所で 杖をついた おばあちゃんが乗ってきました。Smileに立ってもらおうとSmileに近づこうとしたら、Smileが突然 立ち上がりました。

  • わたし:どうしたの?
  • Smile: おばあちゃんに お譲りするの。
  • わたし:うん。そうね。《おばあちゃんに声を掛けて》よかったらお座りください。
  • おばあちゃん:あら、大丈夫?いいの?
  • Smile: はい。座ってください。
  • おばあちゃん:やさしいのね。ありがとう。
  • Smile: 《にっこりして》どういたしまして。
  • おばあちゃん:大丈夫?一緒に座る?
  • Smile: 《笑いながら首を振り》大丈夫です。

そこで終わるかと思いきや、Smileはまだ話を続けます。

  • Smile: どこに行ってきたんですか?
  • おばあちゃん:《Smileの耳元で》今日はね、パーマネントをあててきたの。
  • Smile: どこに住んでるんですか?
  • おばあちゃん:◯◯よ。
  • Smile: お孫さんはいるんですか?
  • おばあちゃん:孫はいないの。一人なのよ。

こんな感じで しばらく2人で会話をしていました。

Smileの口から「お孫さん」なんて出てきて、ぎょっとしましたが、

もしかしたら、実家に預けたときに、近所の方が母に「お孫さんですか」と言っているのを覚えていただけかもしれません。

何にせよ、Smileの話し方や内容が いつもの甘えん坊な感じではなく、「もう赤ちゃんじゃないのだなぁ」と嬉しくもあり寂しくもあり。そんな出来事でした。

「マミーの顔 描いたげるね。髪は長くするね」と段々と似顔絵らしくなってきたSmileの絵。