Madeline

3歳0ヶ月。

Smileが2歳になったばかりの頃、アメリカ人の義兄に「主人公がSmileみたいだから、是非読んで欲しい」と手渡されたのは、"Madeline(マドレーヌ)"という絵本。

「主人公がSmileみたい??」と不思議に思いながら、読み進めていくと、マドレーヌとSmileの姿が重なり、可笑しくも微笑ましく、ほっと肩の力が抜けるようなストーリーでした。

パリの寄宿舎に住む12人女の子たち。マドレーヌはその中でも一番ちびっこで、でも一番勇敢な女の子。ネズミも怖がらないし、動物園のトラだってへっちゃら。 ある夜のこと、クラベル先生が異変に気がつき飛び起きます。 女の子達の部屋に行くと、そこには泣いているマドレーヌの姿が。

…という風に物語は続きます。ほんわか心が温まるストーリーであるのと、韻を踏んでいて、流れるような文体で書かれているのもすっかり気に入ってしまいました。

少し古い文体なので、Smileにはちょっと難しいかな?とも思いましたが、美しい文章と可愛い挿絵で、毎回真剣に聴き入っています。

そして最近、仲の良いお友達家族にいただいたのが、日本語版の『マドレーヌのメルシーブック』。 

こちらは、絵本作家のベーメルマンスの遺作として残されていたものを、後になってお孫さんが完成させたようです。

最近は、外出時は日本語の絵本を持ち歩くことが多いのですが、この本はSmileもお気に入りなので、大体リュックに入っています。

オリジナルと全く雰囲気が違うのですが、「こんな時は何て言う?」といった感じで、エチケットを教えるのにとても重宝しています。

Madelineシリーズ、集めたいなぁ…と思いましたが、しばらくは、まずこの2冊をじっくり読みます。