受け入れてくれる場所

5歳4ヶ月。

以前から、バイリンガル育児に欠かせない場所として コーヒーショップのことを書いてきました(過去の記事 『コーヒーの人たちと共に』)。

「多様性に富んだ環境を肌で感じて欲しい」と、赤ちゃんの頃から 都内のコーヒーショップに連れてまわっていたのですが、

最近は、コーヒー業界は"diverse (多様な)"なだけでなく

"inclusive(包含的)"な空間だと感じています。

「包含的」と言うと分かりづらいけれど、誰もが「対等に扱われ、受け入れられる」という意味合い。

コーヒーショップというと、大人の空間のようなイメージかもしれません。

でもわたしの好きなコーヒーショップは、Smileを丸ごと受け入れてくれるような温かい空間です。

それを知っているからSmileも そこの人たちに心を許して甘える、という感じ。

家庭内だけでなく、家庭の外にも「受け入れてくれる空間がある」というのは、とても貴重だし ありがたいことだと感じています。

それが、「新しく出会う人や環境に対して壁を作らない」という意味でも、Smileの人格形成にも大きく影響を与えていると思うからです。

そういう温かい大人に多く接してきたからか、Smileは とにかく人と繋がるのが好きだし、相手に興味を持って関わろうとするところがあります。

そういった積極性が足りなくて、大学院時代に苦労した わたしからしたら羨ましい限り。

バイリンガル育児に欠かせない存在となっているコーヒーショップ。

Smileの成長に伴い、彼らとの関わりも変わっていくと思いますが、それが楽しみでもあります。

10年後、Smileは どんな人になっているのかな。

新しく自分たちのお店を構えたLet It Be Coffeeのお二人に

お気に入りの坂本龍馬の本を見せているSmile。

こんな風に忙しい中でも 優しく迎え入れてくれる空間がありがたい。