ハワイでバイリンガル育児

6歳10ヶ月。

一昨日はSmileのいとこのSくんが小学校初日だったので、一緒に付いていきました。

Sくんはキンダーまでは私立でしたが、小学校はハワイ文化により触れられるチャータースクールへ通い始めました。チャータースクールは、民間が運営する公立学校で政府からも補助が出ているとのこと。

姉曰く、ここの小学校が他と違うのは、ハワイ文化を重んじていて、のびのびとした環境で子どもが教育を受けられるところだそうです。

そして朝礼では、校長先生による長いお話ではなく、「きちんと呼吸をして、体に酸素を取り込む」、「自分のことも大事にして、相手を常に思いやる」といったアロハの心を持つことを話しているのも印象的でした。

朝礼では先生も子どももみんなハワイ語でチャント(祈り)を唄います。昨日はSmileも唄ってみたいということで、チャントを車内で練習してみることに。

姉から一語一語の意味を教えてもらいながら練習。帰り道でも「歌詞を見たい」と言うので、歌詞を見せたら、一人で読みながら練習をしていました。

ハワイ語は、わたしもSmileも文法や言語ルールを知りませんが、アルファベット読みに近いので英語が読めたら、なんとなく読めます。そのせいかSmileはハワイ語にも少なからず興味を持ったようです。

ハワイに来て、姉家族の日常に触れながら時間を過ごしていると、言語に付随する文化をより感じます。そういった言語に付随する文化も、状況に応じて吸収して欲しいし、使い分けられるようになって欲しいなぁと思います。

そして今回は、日本にいる時ほどバイリンガル育児をしている感覚はありませんでしたが、日本でやってきたことが目に見えるような形で表れているという実感はありました。

言語面というよりも、Smileのコミュニケーション力において大きな成長を感じつつ、この成長を妨げないようにわたしも見守っていきたいです。

Sくんの学校にて。初日で少し緊張した面持ちのSくん。