4歳3ヶ月。
先週のこと。Smileと電車に乗っていたら、向かいに中国語らしき言葉を話している家族が座っていました。
その会話をしばらく聞いていたSmileが、
- Smile: What language are they speaking?(あの人たちは何語を話しているの?)
- わたし:Maybe Chinese?(中国語かな)
- Smile: They look like Japanese. Why?(日本人に見えるね。なんで?)
- わたし:Hmm...That's a good question. I think some people from Asian countries have some features in common.(いい質問だね。アジアの国の人は共通した特徴があるのかな)
- Smile: I want to learn how to speak Chinese.(中国語 習いたい)
正直、とても答えに困りました。「アジア人」というのも一つの概念に過ぎず、ひとくくりにしたくありませんでした。文化的にも多種多様で、どこまでがアジア人かも明確ではないから。
このとき、民族や人種のことについて どのように説明したらいいのか 頭の中はグルグル。
でも、最後にSmileに言われた言葉で、「あ、そうだった。そうだよね」と納得。
純粋に、「日本語や英語とは響きの違う、中国語を話してみたい」というSmileの動機。
人種や民族、あるいは見た目の説明は 重要ではなかったな、とハッとしました。
わたし自身、違和感を感じながらも、便宜上「アジア人」とか「欧米人」など使うときがあります。
でも、それはあくまでも概念的な言葉。
日本人に見えても、その人のアイデンティティは「日本人」ではないかもれない。
反対に、日本人なのに、日本人に見られない人もいる。
出来る限り、見た目でレッテルを貼って一般化してほしくないな、と。
日々の会話が複雑になり、日本語でも英語でも 簡単に返事できないなぁと改めて思いました。
もうすぐ中国語圏に引っ越してしまうお友達とプレイデート納め。そのこともあって、中国語を学びたいと思ったのかもしれません。