バイリンガル育児を始めるにあたり気を遣ったこと

4歳2ヶ月。

バイリンガル育児を初めたのは、Smileが1歳7ヶ月のとき。今から2年半前です。

ちょうど「発話(日本語)が増えてきたなぁ」という時期でした。

英語の発話が出るまでは、緩いOPOL(One Parent/Person One Language)で、家では9割を英語したのですが、

日本語の発話も安定する前だったので、3ヶ月ほどで英語優勢に(過去の記事: 『OPOL』)。

そして 一番 気を遣ったのが この英語優勢になったあたり。

日本語と英語の切替が ちゃんと出来るまで、英語に偏りすぎないようにしたのです。

1歳過ぎから3歳あたりは 言語成長が著しく、どちらかの言語に偏りすぎると、後から もう片方の言語が追いつくのは大変、というのと

幼稚園には行かずに 親参加型のプリスクールに通うという選択肢が頭にあったため、比較的 英語に囲まれる時間の方が長くなりそうだ、 ということがあったから。

2歳になりたての頃は、所構わず 英語が出てしまうことが多かったので、日本語環境なのにSmileに英語で話しかけられたら 日本語で言い直させていました(過去の記事:『公共の場でも英語?』)。

日本語環境では きちんとした日本語で話せるようになってもらいたかったからです。

「日本語環境」というのは、主に英語を話さない人が会話に加わっているとき。

お正月や お盆など親戚同士で集まるときは 特に気を遣いました。

初めは、「おうちでは英語なのに、どうして?」という風に 困惑した感じもありましたが、Smileもすぐ慣れました。

3歳になってからは 相手や環境によって言語を使い分けることも上手になりましたが、

今は ぐんぐん日本語が伸びている時期。日によっても日本語と英語の割合が変わります。

それによって わたしも英語を多くしたり 日本語を多くしたり。

程よい さじ加減を考えながら、といった具合です。

これからのこと。

これから変わる可能性もありますが、今のところ Smileの母語(小さいときに身につける言語)は 日本語だけでなく英語も少し含まれるのかな という印象。

でも母国語(公用語)は日本語。

そのため日本語優勢で、 それを英語が遅れて追いかける感じで さじ加減を探していきたいと思います。

初めての沖縄で 予想以上に滞在を楽しんだSmile。