3歳1ヶ月。
今日は、プリスクールのDrop off(預ける)の日だったのですが、Smile、トイレが我慢できず、スクールに着いた途端、失敗してしまいました。
歩きながら、"I wanna hold it because I'm a big girl.(お姉ちゃんだから我慢したい)"と言っていたので、「あと数分で着くし大丈夫だろう」と思っていたけど、我慢できなかったようです。
Smileとトイレトレーニングを始めたのは、Smileが2歳4ヶ月になってすぐ。スクールのママ達からも、「2歳になったから出来るんじゃない?」と言われていたのですが、その時のわたしにしてみれば、オムツを外すのは、今までの育児で一番のハードルのように感じ、なかなか踏み出せませんでした。
「ママが覚悟決めればすぐ終わるよ」とメインティーチャーにも言われましたが、その覚悟とは、パンツにしたらオムツは一切履かせないという、かなり思い切ったやり方。その代わり、一ヶ月以内には終わるというのです。
でもその一歩は、当時は果てしなく大きく、覚悟を決めるなんて不可能に思えました。
そんなわたしの背中を後押ししたのが、Smileの一言。ある日、お友達からもらったプリンセスパンツをタンスの中に見つけて、
- Smile: I wanna wear princess undies.(プリンセスパンツ履きたい)
これは何かのサイン!と思い、"Let's say bye bye to your diapers. (オムツにバイバイしよう)"とSmileと一緒にオムツにお別れ。残っているオムツは全てお友達に譲り、その日から全て綿パンツ。
最初の3日は、夫、スクールのママ達、わたしの母…と、周りの人たち皆んなを巻き込んでのトレーニングでした。
初日は、家で英語サークルもあったのですが、それ以外は外出せず、2人で篭りました。当然、そこら中で失敗するので、床を拭いて、着替えをして…で1日が終わりました。
2日目は、いきなりスクールへdrop off。メインティーチャーにトイレトレーニングを始めたことを伝え、替えのパンツ5枚、着替えを3着ほど渡し、Smileとお別れ。
この、2日目でスクールが入っていたのは、今思えば、かなりラッキーでした。年齢が上のお友達が、トイレタイムにトイレに座っている姿は、Smileにとっては大きな刺激となったようです。そして2日目は失敗は一度もなし。
夜も全て綿パンツにしたので、最初の3日間はおねしょで、朝起きたら半身ぐっしょりでしたが、4日目の夜から、泣いてわたしたちを起こしてくれるようになりました。
その後も、何度か失敗はあったものの、1週間後、ほぼ完全にオムツが取れました。
あれから、もうすぐ9ヶ月が経ちますが、勿論まだ失敗はたまにしますが、トイレトレーニングを通して、Smileを前よりよく観察し、コミュニケーションを取るようになった気がします。
トイレに座ってくれるよう、毎日が、交渉する、褒める、説明する、(そして喧嘩…)の繰り返しでした。わたしも、どう誘導できるか、工夫しながら言葉で表現しなくてはならず、まるでわたしの修行。
そして今日、スクールで失敗してしまったSmileと、別れる前にこんな約束をしました。トイレトレーニングを始めてから、わたしが居なくてもトイレに行けるよう、ずっと練習してきた言葉です。
- わたし: Smile, when you feel like you want to go to the bathroom, what do you need to say? (トイレに行きたくなったら、なんて言うの?)
- Smile: I wanna go to the bathroom. (トイレに行きたい)
- わたし: That's right. And who do you need to say it to?(そうだね。じゃあ、誰にそれを言ったらいい?)
- Smile: 《メインティーチャーの方を見て》A.
- わたし: Right. And C, too. Can you do it?(そうだね。Cもだよね。できる?)
- Smile: 《頷いて》Yes.
- わたし: Okay, give me hug and kiss. I'll be back after lunch. (じゃあ、お母さんにハグとキスして?お昼ご飯の後戻ってくるね)
下は、3日目にわたしがInstagramで記録として残していた言葉です。あの頃は、慣れない変化にSmileもわたしも四苦八苦。
トイレトレーニングは、Smileのためではなく、実はわたしのためだったと今は思います。
Potty training Day 3. There was one minor accident in the morning. But other than that it was a total success!! Though I had to communicate, negotiate, and encourage over and over until she understands when & why we're doing it, I'm proud of her that she's been patient and supportive! トイレトレーニング3日目。一回だけ少し濡らしてしまったものの、電車移動、カフェでの食事も含め、お漏らしはなし。全てトイレでしてくれました。とことん話し合い、励まし、褒め、説明が必要でしたが、本人も理解してくれ、教えてくれるように。Smileが忍耐強く、わたしをサポートしてくれているのを誇りに思います!