3歳0ヶ月。
3歳を迎えたその日から、Smileには複雑な感情が芽生えているようです。憧れの「3歳」になったから「自分はお姉ちゃん」という意識と、自分より年上のお友達と一緒にいるときは「妹になって甘えたい」という意識。
【お姉ちゃん意識 1】
1週間前、1歳のお友達が遊びに来ると伝えると、いつも自分が使っているハイチェアにはもう座らないと言い出しました。
- Smile: H-kun is a baby because he's gonna use my chair.(Hくんは赤ちゃんだよね。だってわたしの椅子を使うから)
- わたし:H-kun's a baby, so he's going to use your chair?(Hくんは赤ちゃんだから、Smileの椅子を使うってこと?)
- Smile: Yes.
- わたし:That's very nice of you.(それはいいことね)
そしてその日は、大人の椅子にしか座らないと言い張るSmile。テーブルに届くのもやっとなのに困ったものです。
【お姉ちゃん意識 2】
昨日は英語ママさんからプレイデイトにお誘いいただき、Smileと2人で行ってきました。行きの電車で、席に座らせたのに、途中、おもむろに席から下りようとするSmile。わたしが、危ないからと注意すると、
- わたし:Can you stay in your seat? It's dangerous if you stand, or do you want to stand?(席に座ってて?立ったら危ないよ。それとも立ちたいの?)
- Smile: 《頷いて》Yes.
- わたし:Then can you hold my hand?(じゃあ、お母さんの手を持ってて?)
- Smile: 《手に持っていた切符の回数券入れをわたしに見せながら》No. I'm holding my ticket, okay? 《手すりにつかまりながら》I'm gonna hold this.(ううん、切符もってるから。分かった?これ持つの)
なんと言うか、言い方がとても上から目線。わたしの口調をそのままマネしているからだと思いますが、随分と一丁前な反応をするようになりました。
【甘えたい意識】
今日のプレイデイトは、Smile以外みんな4歳のお姉ちゃんです。そして英語ママさんもさんごまみぃさんも、英語教室をされているDさんも、バイリンガル(マルチリンガル)育児をされているので、子ども達は流暢な英語を話し、英語の絵本も自分で読みます。そして皆んな、初めて会うSmileを妹のように可愛がってくれました。
年上のお姉ちゃんが大好きなSmileは、Mたん、Coralちゃん、Maちゃんに代わる代わる可愛がってもらっていました(ちゃっかり者)。
皆んなと別れる間際も、それはそれは名残惜しかったらしく
- Smile: They're gonna come (to our house)?(みんな、うちに来る?)
- わたし:Not today. But we could invite them over for a play date. Would you like to have your friends over?(今日じゃなかったらね。でもプレイデイトで皆んなを招待することはできるよ。皆んなをおうちに呼びたい?)
- Smile: 《強く頷き》Yes, yes.
そして帰りの電車の中でも、
- Smile: How old is...(〜は何歳?)
- わたし:How old are they?(みんな何歳っていうこと?)
- Smile: How old are they?(みんな何歳?)
- わたし:They're 4 years old.(みんな4歳よ)
- Smile: I wanna be bigger and bigger and be 4 years old.(もっともっと大きくなって4歳になりたい)
- わたし:Yes. You'll be 4 next year. It's just a year away.(そうね。来年4歳になれるよ。あと一年だけ)
【バイリンガル育児に必要なもの】
英語ママさんが、以前ブログで「おうち英語の成功に欠かせないものは?」という質問を投げかけていて、それ以来、わたしとSmileの場合はどうだろう?と考えていました。
そして今回、英語ママさん、さんごまみぃさん、Dさんと会って感じたのは、(英語ママさんご自身のブログに書いてある通り)子どもことをよく見ているし、自分の子どもの英語力が今どの辺で何をすればいいのか分かっている、ということです。
わたし自身、先を読んでSmileに場を提供することが得意ではないので、見習うべき点でした。
そしてSmileが、Mたん、Coralちゃん、Maちゃん達と一緒に公園で仲良く遊んでいる様子を眺めながら、こういった繋がりもバイリンガル育児に必要だなぁと改めて感じました。
Smileが英語を使っていて、なおかつ自然体でいられるコミュニティが、今後Smileが成長してからもずっとあるわけではない。日本語に囲まれて、英語を話すのが嫌になるときがくるかもしれない。そんな時に、不定期でもこうしたプレイデイトを作って、Smileが自分らしくいられる場を提供してあげるのも大切だと感じました。
色々なことを気が付かせてくれた3人のママ達に対してありがたい気持ちで一杯です。