3歳0ヶ月。
昨日は、プリスクールのDuty(お当番)の日。子ども5人に対して大人が3人、そして皆んな比較的落ち着いた子たちだったので、いつもより平和な日でした。
公園で皆んなでお弁当を食べているときに、平和に遊ぶ子どもたちを見ながら、アメリカ人のママとしみじみ、
- Isn't it a peaceful day? Wish everyday were like this.(平和だね。いつもこうだといいのにね。)
Smileの通うプリスクールは、普通のインターナショナル系プリスクールとは少し異なり、親も参加型のCooperative Preschoolで、モンテソーリのカリキュラムを組んでいます。
通う日数のうち、3分の1はメインティーチャーと一緒に、他の子のワークを見たり、しつけもします。「村全体」で子どもを育てるというコンセプトのもとで、親も子どもへの接し方を学んでいきます。
そういう意味では、親のためにあると言ってもいいかもしれません。
使用言語は、英語がメインですが、日本語と英語両方の時もあり、お母さんの得意な言語で子どもと接します。多国籍ですが、今までにこのやり方で問題が生じることはなく、英語ネイティヴの子どもは日本語を覚えたりという利点も。
Smileが初めてスクールに通うようになったのは、1歳7ヶ月のとき。イヤイヤの真っ只中で、手をつないで歩きたくなく、近所中に響き渡るほどの声で大泣きされることは日常茶飯事。身も心も疲れ果てていたときに、このスクールと、ここのママ達の存在にどれだけ救われたか数え切れません。みんな、戦友(?)のような感じです。
モンテソーリ式のしつけ方に慣れるまで大変ではありましたが、大声で泣き叫び駄々をこねたり、地面に大の字になって大暴れしていた子たちが、まさか目の前のいる子どもたちのようにきちんと人として成長していく過程を見るのは感慨深いものがあります。
このスクールに通って良かったことは、
【Smile】
- 「待つ」ことを覚えた
- 座って集中するようになった
- 縦割りなので年上になるにつれて「お姉ちゃん」意識が芽生えた
- 嫌な時があっても手を出さず言葉にして言える
- 自分でできることはするようになった
【わたし】
- 叱るときに、ネガティヴワードが少なくなった
- 必要以上に手助けしなくなった
- 他の子の面倒を見ることで、自分の子どもへの接し方を振り返ることができた
今はこういった形態のスクールは、日本ではまだほとんどないそうですが、「村全体」で育てているかのような意識をもてるスクールが、もっと増えたら良いのになぁと感じています。