ハワイ島:コーヒー農園へ

5歳2ヶ月。

ワイ島 5日目。

昨日は朝から大雨のヒロの町。

ホノルルに住んでいたときも、雨季は雨が降りましたが、ヒロの雨は想像以上でした。

下の写真は、車で運転中の視界。日本で言えば、ゲリラ豪雨くらいの土砂降り。雨季のヒロは、こんな天気が続くのだそうです。

前が見えないくらいで、運転も怖くなるほど。

それでも午前中は雨が弱まったので、その隙にコーヒー農園へ。

島の反対側のコナにはコーヒー農園はたくさんありますが、湿気の多いヒロでは数は多くないそう。今回 訪問したのはBig Island Coffee Roasters

鬱蒼と木の茂る道沿いに 看板も出ていない小さな農園。中から出てきたのは、感じの良さそうな女性2人。その1人であるケリーさんはオーナーの奥様でした。

話を聞くと、ひょんなことから2010年にコーヒー農園を買い取ることになり、「美味しいコーヒーをハワイで作りたい」と、ご夫婦でポートランドから移り住んだそうです。

ポートランドと言えば、義兄の生まれ育った町でもあり、コーヒー好きのわたし達にとっては何度でも行きたい場所。一気に親近感が湧きました。

そしてケリーさんから、コーヒー豆がどのように栽培されて、どういうプロセスで精製されるか、説明を聞けば聞くほど、美味しい豆がいかに手がかかっていることが分かり、

シングル・オリジンのコーヒーが何故 高いかも理解できます。

シングル・オリジンコーヒーとは、国単位で産地を捉えるのではなく、農園などの小さな単位で捉えて販売されているコーヒー豆のこと。

そのため、品種や生産方法が重要になってくるので、必ずと言っていいほど明記されています。

コーヒーチェリーと呼ばれるコーヒーの実の皮を剥いて中を見せてくれるケリーさん。

上の写真はコーヒー豆を乾燥させているところ。

バケツに入ったコーヒー豆(写真上)は、defect(欠点豆)と言われる豆で、市場には出せない豆だそうです。ほとんどが捨てられるそうですが、バリスタの練習用に使われたりすることもあるとか。

ツアー中、SmileとSくんは、従業員のエイプリルさんに数多くの質問をして若干困らせていましたが、大いに楽しめたようです。

1時間ほどのツアーで30ドル(一団体あたり)。とても充実した内容でした。