親の知らない世界

4歳1ヶ月。

2日前のこと。プリスクールの帰り道、何やら表情が曇っているSmile。

足取りも いつもより重いなと思っていたら、ポツポツと話し始めました。

どうやら、プリスクールでお友達がSmileのことを"baby(赤ちゃん)"と呼んだようです。

  • Smile: K and M said I am (was) a baby.(KくんとMちゃんが わたしのこと赤ちゃんだって)
  • わたし:They said what?(何て言ったの?)
  • Smile: They said I am (was) a baby.(わたしが赤ちゃんだって)
  • わたし:Were you guys playing house? (おうちごっこしてたの?)
  • Smile: No.(ううん)
  • わたし:Were they joking around?(ふざけてたの?)
  • Smile: No.(ううん)
  • わたし:Then why did they say you're a baby?(じゃあ、何でSmileのことを赤ちゃんって言ったの?)
  • Smile: 《憮然として》I don't know.(わかんない)
  • わたし:Then why don't you tell them to stop calling you a baby next time?(じゃあ今度言われたら、「やめて」って言ったら?)
  • Smile: I did! But they didn't stop.(言ったよ!でもやめなかったもん)
  • わたし:You know you're not a baby, right?(自分が赤ちゃんじゃないって分かってるよね?)
  • Smile: 《頷く》
  • わたし:Who else knows that you're not a baby? Your daddy and...(他に誰が知ってる?Smileが赤ちゃんじゃないってこと。お父さんと...)
  • Smile: 《表情が明るくなり》My grandpa and grandma, and....(グランパとグランマと)
  • わたし:Your aunties and uncles, and....(叔母さんと叔父さんと)
  • Smile: Ojiichan and Obaachan!(おじいちゃんとおばあちゃん!)
  • わたし:See? They all know you're not a baby.(ね?みんな、Smileが赤ちゃんじゃないってこと分かってるよ)
  • Smile: 《笑いながら》Yes.(うん)

普段は仲良しのお友達。ふざけて言ってただけだと思いますが、早くお姉さんになりたいSmileは、とても傷ついた様子。

親参加型のプリスクールなので、Smileとお友達の様子は 比較的 近くで見守ることが出来ます。

でも この日のように一日預けた日は、スクールでの様子は分かりづらい。小学校に上がったら、家の外での様子は もっともっと分かりづらくなると思います。

この先、こんな風に 見えないところで傷ついたときに、Smileが その気持ちを わたしにでも近しい人にでも話せるだろうか。

話せたとしても、Smileの心に寄り添えるだろうか、

ただ慰めるのではだけではなく、Smile自身が自分のことを受け入れられるように 日々接していきたい、と考えさせられた日でした。

4歳になってから、より複雑な感情が出てきています。