3歳6ヶ月。
少し前より、Smileの中で 強いこだわりが見られるのが、"my(わたしの)"や"our(わたしたちの)"といった所有各の使い分け。
先日も、わたしの両親とテレビ電話で話していたときのこと。わたしの父がSmileに「今度はいつ来るの?」と聞きました。
- 父:So, Smile-chan, when are you coming to my house?(それで、今度はいつグランパの家に来るの?)
- Smile: 《笑いながら》Nooo. It's not your house. It's grandpa and grandma's house!(ううん。グランパとグランマの家だよ)
- 母:《笑いながら》そうよね。It's our houseよね。(わたしたちの家よね)
- Smile:《笑いながら》Yes.
- 父:When are you coming to our house?(いつグランマとグランパの家に来るの?)
- Smile:《笑いながら》I don't know.(分かんない)
アメリカに行くと、日本と感覚が違うなぁと感じるのが、「自分一人の場合(=me)」と「自分を含めた集団でいるときの場合(=us)」をはっきり区別しているということ。
たとえば、以前こんなことがありました。アメリカのスーパーで買い物していたら、わたしの後ろを、10歳くらいの男の子とその妹らしき女の子が通りすぎました。そのとき男の子が言った言葉は、
"Excuse us.(すみません)"。
"Excuse me."だったら、その男の子だけを指しますが、この場合、男の子は妹の分も含めて"Excuse us."。
こういう部分は、日本語では表現できない細かさだと感じます。
2歳くらいから、"It's mine.(わたしの)"というのが口癖のSmileですが、
プリスクールや家で遊ぶ時なんかにも、"It's everyone's(みんなのもの)"とか、"It's ours.(わたしたちのもの)"など、誰のものなのかを明確にすることが多いためか、"my"と"ours"の区別もちゃんと出来てきたのだなぁ、と感心。
(グランパとグランマの家で鬼の絵を描くSmile)