another と the other

3歳0ヶ月。

9月22日、3歳を迎えたSmile。よほど嬉しかったのか、朝からずっと"I'm a big girl(わたしお姉さん)"を連発。

まだちびっ子で、トイレの便器に届かないため、いつも脇を抱えて座らせているのに、3歳になった途端、

  • I'm a big girl, so I can do it all by myself! Can you not come inside? Can you wait in the living room?(わたし、お姉ちゃんだから全部自分でできるの。入らないでね。リビングで待っててね?)

心配でそーっと覗いていると、やっぱり便座に届いていない。危なっかしくて仕方ないので、手伝ってないふりをして、トイレに座らせるところまでお手伝い。自尊心を傷つけないようにするのも大変です。

【another と the other】

"another"と"the other"の違いが今だに理解できていないようで、いつも"the other"を使うべきところで"another"か"other"を使ってしまうSmile。

  • Smile:《玄関で靴を履きながら》Where's another shoes?(他の靴はどこ?)
  • わたし: You mean, the other shoe?(もう片方の靴っていうこと?)
  • Smile: The other shoe.(もう片方の靴)

どちらも日本語にすると「もう一つの」。でも、"the other"が「2つあるうちの、もう片方」という意味であるのに対して、"another"は「不特定などれか一つ」と言う意味。靴は必ず対になっているので、"the other"にならないとおかしいのですが、概念的に理解するのにはまだ時間がかかりそうです。

SmileがOvergeneralization(言語ルールを適用範囲外に当てはめる)する原因として考えられるのは、圧倒的にわたしが"another"を使う頻度が高いということ。

  • 《クッキーなどあげる時に》Would you like another piece?(もう一枚いる?)
  • 《犬を立て続けに見つけた時に》Look! There's another doggie over there!(見て。もう一匹ワンワンがいたよ)

これは、認知能力的に追いつくまで気長に待つ方がよさそうです。