親子留学について

ワイ島3日目。

昨日はわたしは姉の結婚式の準備を少しだけ手伝いつつ、Smileはウミガメを見にビーチまで行ったり、プールで遊んだりしてハワイでの時間を満喫しました。

大学院時代、ハワイに住んでいた頃はあまり意識したことはありませんでしたが、旅行でハワイに来ると、やはり日本とは時間の流れ方の違いを感じます。

日本では仕事や育児で考えることも多く、常に何かを考えることが癖になってしまっていますが、鳥のさえずりや蛙の鳴き声(コーキー)を聞きながら時間を過ごすというのは、本当に久しぶり。

こんな時間も大事だなぁと改めて感じています。

さて、今日は親子留学について思うことを少し書きたいと思います。わたしの周りでもよく耳にするくらい人気になってきた親子留学ですが、どの段階でどれくらい行くのがいいのでしょうか?

滞在先でどのようなプログラムに参加するかにもよりますが、年齢が低ければいいというものでもなく、年齢に関係なく英語力がある程度 ついていることが大原則と感じます。

ある程度の英語力というのは、現地で、親がいなくても先生の言っていることが分かるとか、お友達とある程度のコミュニケーションを英語で取れるレベル。

年齢にもよりますが、この土台が付いていれば、1週間といった短期のプログラムでも子どもが楽しめて、かつ効果も期待できるのではないかなと思っています。

というのも、土台がない状態で、大量のインプット(input flood)を与えても、インプットの要素には気がつかず、子どもの性格によってはそのインプットが不快にもなりかねないからです(過去の記事『意味のあるインプット』)。

そうならないためにも、親子留学する前の準備段階の方が何十倍も大切になってくる気がします。

仮に今お子様が3歳だとして、1年後に親子留学をしたいと考えている場合。発話がゼロの状態で親子留学をいきなりするよりも、基礎的な語彙(色、形、動物、乗り物、食べ物など生活周りで使う名詞や形容詞)を1年かけて身につけ、

簡単なやりとりは英語で出来る状態にしておくことで現地での滞在が生きてくるのではないでしょうか。

簡単なやり取りとは、何かを聞かれて"Yes/No"が言えるとか、トイレに行きたいことを伝えられる、簡単な要求をできるといったようなこと。

語学プログラムが組まれている親子留学についても基本的には同じです。現地のプログラムで英語力向上を目指すのではなく、現地に行くまでにある程度の土台を作っておけば得るものも大きくなります。

短期間でも長期間でも親子留学プログラムが生きてくるのは、数十分でも数時間でも、家庭で英語のサポートをどれだけできるか、ではないでしょうか(英語教室に通わせている場合は、宿題のサポートや絵本を揃えるなどのことでも効果は期待できます)。

今日は家族の結婚式本番。

Smileも、いとこのSくんとちょこっとだけ出番があるので今日はこの辺で。

いとこのSくんと、今日踊るフラを練習中。