暗い時代の 心あたたまる絵本

5歳6ヶ月。

ここ最近、アメリカ人の友人に貸してもらった絵本を気に入って、何度か読んでいます。

"The Gardener "という絵本です。

The Gardener (Caldecott Honor Book)

時は1930年代のアメリ大恐慌

主人公リディアという少女が綴る手紙で 物語は進んでいきます。

父親が職を失い、長い間 仕事に就けないために、リディアはパン屋を経営する叔父の元へ預けられます。時代が時代のため、笑わない叔父。そんな叔父の元で、リディアは大好きなガーデニングを続けます。


そして秘密の屋上庭園いっぱいに花が咲いたとき・・・


皆の顔に笑顔が・・・というとても心あたたまるお話。

暗い時代でも ガーデニングを通して、明るく前向きで 周りに元気を与えるリディアの姿に元気をもらえる、そんな絵本です。

下の音声は、リディアが大好きなパパ、ママ、おばあちゃんに宛てた、物語最後の手紙を読み聞かせしているものです。

ずっと笑わないリディアの叔父。でも本当は、お花いっぱいのケーキを作ってしまうほど 温かい心の持ち主。そんな叔父の優しさもにじみ出るお話です。